こんにちは!えび猫です!
以前は制作会社でWebコーダーとして働いていましたが、今はバックエンドエンジニアとしてお仕事をしています。周りやネットのブログ記事を見ていても、Webコーダーからバックエンドエンジニアになった例は珍しいのでは?と思っています。
今回は制作会社時代にWebコーダーとして働いていて、どのような考えでバックエンドエンジニアにキャリアチェンジしたのか書いてみようと思います。
Webコーダーのキャリアに悩んでいる方のお役に立てたら嬉しいです!
Webコーダーの仕事内容
まず、導入として簡単にコーダーのお仕事を紹介していこうと思います。
コーダはデザイナーに作成してもらった内容をもとにHTML、css、JavaScripを利用して実装していきます。
Webデザインに沿って実装するだけと思われがちですが、アニメーションやアクセシビリティ対応、適切な画像サイズや大きいディスプレイ時の表示方法の工夫などWebコーダーの裁量が求められる部分が実は結構あります。
工夫した箇所でクライアントからの反応が良かったときの喜びは大きいです。
自分がキャリアチェンジを考えたきっかけ
大きく2つあります。
- 新しい技術に挑戦したい
- 単価を上げたい
新しい技術というと語弊がありそうですが、最新の技術をさわりたいということではありません。Webコーダーとして仕事を続けていくうちに自分のスキルセットにないものを習得したくなったのです。当時はVueやReactといったフレームワークをとてもやってみたかったです。
その新しい技術を習得したい理由は二つ目に繋がります。
制作会社時代は残業毎日余裕で4時間以上してましたし、休日も仕事をしていました。仕事内容は大好きだったのですが、正直時給換算では最低賃金を下回っていたかもしれません。
Webコーダーは未経験者が入りやすい上、技術の移り変わりもはやいので、「自分の時間を切り売りする仕事」という側面がどうしてもあります。
このまま10年、20年と続けていくのは難しいのでは?と考えるようになりました。
Webコーダーの考えられるセカンドキャリア
- Web制作ディレクター
- Webデザインもできるコーダー
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
転職エージェントの方からはこのような職種を紹介していただきました。この中で私はバックエンドエンジニアを選びました。
フロントエンドエンジニアとして応募した会社からデザインもできるコーダーはどうですか?というオファーをいただいたことや、知人からコーディング経験のあるポテンシャル採用のデザイナーとしてなら紹介できそうなどお声がけいただいたこともありました。
ところで、デザイナーの方から以前、休日は美術館に行って勉強するというお話を聞いたことがあります。デザインの分野をそれぐらい頑張れるのか?と聞かれると答えはNoでした。
自分はとにかくプログラミングが好きで休日はコードを書いていたい気持ちが強かったです。
なぜフロントエンドエンジニアでなくバックエンドエンジニア?
コーダーからフロントエンドエンジニアを目指す方も多いと思います。しかし、私はバックエンドエンジニアを選びました。
理由としては、技術のパラダイムシフトがフロントエンドよりバックエンドの方が少ないからです。また、未経験者はフロントエンド側をやりたい人が多いので、未経験者と競争しないフィールドで戦いたかったです。未経験でエンジニアを目指す方の多くは20代で時間も体力もたくさんあるので、そんな人と定年まで競争しつづけるのは正直しんどいですね.…
バックエンドエンジニアの仕事内容はコーダーと比べてどう?
とにかくインプットする知識が多いです。
コーダーは正直、1年やったら少し慣れてきたなと思っていたのですが、バックエンドは全く慣れません笑 ただ、技術はずっと蓄積されて役立っている気がします。
また、年収は変わらずですが、月の残業は50時間ほど短くなりました。QOL爆上がりですね!
まとめ
余談ですが、エンジニアのお仕事を紹介している、以下のような書籍もあります。何も知らないまま転職エージェントに相談すると転職エージェントに都合の良い求人を紹介されてしまいかねません。(私は実際SESを強く勧められました。SESすべてが悪いわけではないのですが、ブラックなところも多いです)
自分がどのような分野で活躍したいか固めてからの相談がおすすめです。
今回の記事がwebコーダーの方のキャリア形成の何かの役にたてれば嬉しいです!