転職活動を始める際に、何から始めて良いかわからない。とりあえず転職エージェントに登録してみようかな。という人も多いかと思います。
筆者も漏れなくそのパターンだったのですが、何と衝撃的な事態が起こります。某大手エージェントに登録してみたのですが、翌日「条件に合う求人を紹介できません」とのメールが来たのです。
でも、せっかくのIT業界にチャレンジしたい気持ちをそこで諦めてしまうのは勿体ないですね。今回は未経験でIT業界に転職する際に転職活動で挫折しないコツをお伝えてしていきます。
結論
- 自分で手を動かして成果物を作る
- 自分に合ったエージェントを見つける
- プログラミングスクールの紹介を使う手もある
それでは順番に解説していきます。
自分で手を動かして成果物を作る
未経験でエンジニアになりたい人に対して、未経験を受け入れて育ててくれる環境は少なく、競争率は高いように思います。実際の転職活動では10社応募して1社受かればいいかなという手応えでした。もし、あなたが採用担当者で同じ未経験のひとを採用する場合、少しでも会社に定着してくれそうな人を選びたいですよね。やる気あります!頑張れます!と口だけで言うより、実際に何かの成果物を出せると説得力が出ると思います。
では、成果物とは具体的に何を作ったら良いのでしょうか?
未経験で技術もないのにできるのかな…となるかと思いますが、そこまで力まなくて大丈夫です。
簡単なアプリ、簡単なサイトで良いのです。あるいはインフラ系のエンジニアを目指したいなら資格も有効だと思います。
採用担当者は完ぺきなクオリティーを求めておらず、制作過程や制作に対する姿勢を見ているように思いました。(企業が制作物に何を求めているのかという辺りはエージェントに聞いてみるのも良いでしょう)
自分に合ったエージェントを見つける
冒頭にもあった通り、大手の転職エージェントから相手にしてもらえなかった筆者。では、自力で企業を探して内定を得られたのかというとそうではありません。「未経験・IT」に特化したエージェントを利用しました。
筆者は第二新卒(いわゆる新卒から3年目以内ですね)だったため、UZUZを利用しました。UZUZは第二新卒に特化した転職エージェントで、特にIT業界への転職が強いことが特徴です。
転職エージェントを選ぶ際は自分の年齢・希望業界にあったところを選ぶことがとても重要です。大手のエージェントはもちろん求人数も多くて魅力的なのですが、合わないなと感じた場合、エージェントを変えてみることは有効な手段です。
プログラミングスクールの紹介を使う手もある
筆者は転職活動を始める前にプログラミングスクールに通っていました。そのため、プログラミングスクールからもいくつか求人を紹介してもらいました。プログラミングスクールの中にはコース終了後に転職活動をサポートしてくれるところも多いため、もしプログラミングスクールに通う場合、そのサポートを活用するのもありでしょう。
いかがでしたでしょうか。未経験分野への転職活動は難航することは想像していましたが、まさか書類選考以前に転職エージェントに相手にもしてもらえなかったのは結構衝撃的でした。それでも色々試して内定を得ることができたので、諦めずに色々な方法を試してみると良いでしょう。